省エネルギー住宅に適合しているかが分からない ~改正建築物省エネ法の説明義務制度 ~

省エネ住宅 住宅の法律あれこれ
省エネルギー住宅ではない家

皆さん、こんばんは。yuさんです。

これから家づくりを始めようとする方は、必ずハウスメーカーにこう聞いてください。

『私の家って、省エネルギー住宅に適合するの?』と。


実は、今年2021年4月1日より、「改正建築物省エネ法」が施行されました。

この法律を簡単に説明すると、ハウスメーカーやビルダー、工務店などの住宅建築事業者は、顧客が建てる家が省エネルギー住宅に適合しているのかを顧客に説明しなければならないというものです。

改正建築物省エネ法について分かり易く説明したページは、こちら


もし適合していなければ、適合していない理由、例えばサッシ(窓)が悪いとか、床の断熱が不足しているなどを説明しなければなりません。


うん、良い制度ですね。(*´ω`*)???

しかし、この法律には問題があって、

説明したことを誰か(例:行政など)がチェックするわけではないこと

仮に説明義務に違反しても、何か法的に問われたり、罰則があったりするわけではないこと

などが言われています。


更に、省エネルギー住宅の基準自体も、実はそれほど高くありません。

関東地方ではUA値0.87という数字です

UA値ついては、こちらの記事をご覧ください。 (*´ω`*)見てね♬


これは正直そんなに高い数字ではないので、これすらクリアしていない住宅建築事業者はそもそも問題があるのでは?とも思います。


では、何が判断基準になるのでしょうか?

先ほどお話ししたように、まずはハウスメーカーなどに『私の家って、省エネルギー住宅に適合するの?』と聞いてみましょう。

この質問に根拠とともに確りと答えてくれるハウスメーカー、または営業担当者であれば、まずは第一関門はクリア(他にも関門はたくさんありますが・・・)と言えるかもしれませんね。

続きは、また今度。


yuさん拝

コメント

  1. […] 昨日の記事は、こちら。 […]

  2. […] 2020年からは、省エネ基準に達してるかもチェックされています。なお、2021年4月からは、改正建築物省エネ法の運用も始まっています。こちらの記事もご覧ください。 […]

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