皆さんこんにちは。yuさんです。
土地探しをしていたり、営業担当者と家づくりのプランを作っていると、『南向き土地、敷地面積はXXX㎡(●●坪)』『3LDKでXXX㎡』など、土地や建物の広さについて聞く機会があります。また、お部屋の広さでは一般的には『和室▲畳』などと表示されています。

しかし、これらの広さの尺度って、なんか分かり難くありませんか?
(´・ω・`) せやな。
本日は、坪、㎡、畳など広さを表す単位の説明や、物件探しに役立つ広さの目安についてご案内しようと思います。

■坪、㎡、畳の換算
いきなり答えを書きますが、
1坪 | 約3.31㎡ | 約2畳 |
というのを覚えてしまっていただければと思います。1坪は、ちょっと背の高めの成人男性が両手を広げてできる正方形のイメージです。

坪は、尺貫法による面積の単位となります。1辺が6尺(=1間…1ケン)=約1.8182mの正方形の面積が1坪になります。ね?身長181cmの男性の正方形です。
現在、1尺は10/33mと定められていますので、6尺 = 約0.303m×6 = 約1.8182mが1坪の1辺です。
上の表を参考に、お部屋で考えてみると、
●6畳 = 9.72㎡ = 約3坪
●8畳 = 12.96㎡ = 約4坪
●10畳 = 16.20㎡ = 約5坪 といった感じですね。
若いときに東京にいた頃、ワンルーム(1K-6畳)の賃貸マンションで、月70,000円ほどの家賃を払っていた頃がありましたが、お部屋としては10㎡も無く、水回り含めた賃貸スペース全部でも20㎡無かったのを思い出しました。
但し、1畳の広さは、地域によって異なることがあります。西日本で使用される「京間」と、東海地方で使用される「中京間」、関東地方で使用される「江戸間」などがあります。詳しくお知りになりたい方は、こちらのサイト(suumo)をご参照下さい。
■必要とされる家の広さは?

皆さんが家づくりをされる際、どれくらいの広さが必要になるのでしょう?
「これが妥当である」という明確な基準があるワケではありませんが、現在そして将来の家族構成によって考えるのが妥当ではないかと思います。私が勤務するハウスメーカーでは、おおよそ以下のように提案しているのではないかと思われます。
●1人暮らし: 20坪(約66㎡)程度~
●カップル、DINKS: 25坪(約82㎡)程度~
●子どもあり: 30坪(約99㎡)程度~ 当社の場合、35~36坪辺りがアベレージです。
ただし、お客様の希望する暮らし方や予算により変動するのが前提とはなっております。
・最低基準
なお、一般的に必要とされる家の面積について、憲法に定める「健康で文化的な最低限度の(住)生活」を送るために必要な面積の基準を、国土交通省が『住生活基本計画 平成28年』にて示しているようです。
●単身者: 25㎡(約7.6坪)
●2人以上の場合: 10㎡×世帯人数+10㎡
私の若かりし頃は、健康で文化的な最低限度の住生活を送るにも足りない部屋の広さだったんですねw
・誘導基準
このほか、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準も設けられています。
<一般型誘導居住面積水準の場合>
●単身者: 55㎡(約16坪)
●2人以上の場合: 25㎡×世帯人数+25㎡
これが都市になると、少し狭くなります。
以上、ザックリと見てきましたが、皆さんが家づくりをされる際には、ハウスメーカーの営業担当者、設計担当者などとシッカリと相談し、理想の家づくりと暮らし方を実現していってください。
また、どこかの記事でもう少し詳しく掘り下げていければと思います。
ではまた。
yuさん拝
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