注文住宅 ~実は不要かもしれないオプションが分からない~

小屋裏収納 建築、施工あれこれ

皆さんこんにちは。yuさんです。

「せっかく注文住宅で家を建てるなら理想の暮らし方を実現したい」と多くの方が考えるかと思います。一般的には、注文住宅の方が建売住宅(戸建て分譲)よりもコストがかかりますからね。

これは、suumo(スーモ)に載っていた注文住宅で建てた場合と建売住宅を購入した場合の価格を比較したグラフで1,000万円違うとの事ですが、実際はここまでの差は無いと思われます。①エリアによって価格は違う、②注文住宅にはたくさんのオプションが載ってしまっていることがある、③本当に同じ仕様で比較したのかは分からない(おそらく単純なヒアリングベース)などの理由です。

私が勤務するハウスメーカーにおいては、同じ土地にほぼ同じプラン・仕様で注文住宅と建売住宅との価格差は概ね300~400万円くらいではないでしょうか?

いずれにしても、注文住宅では営業マンやインテリアコーディネーターらと打合せを重ねると更に夢が膨らみ、いろいろとオプションを付けてしまいがちなんですよね。

(´・ω・`)そうだね。

そこで、今回は、私が実際に家を建てたお客様からちょいちょい聞く「実は不要かもしれないオプション」(買って損した?)を幾つかご紹介しようかと思います。…法務部門責任者なんですがねw

(1)天窓(トップライト)

天井窓

天窓のメリットはたくさんあります。例えば、住宅密集地などで日当たりを確保しようと窓を設置しようとすると、隣から見えてしまうので、窓が設置しづらい。そんなときにこの天窓は大きな効果を発揮してくれます。一般的に天窓は、普通の窓よりも2~3倍程度の採光が取れると言われています。

つまり、①日当たりが良くなる、②防犯面も安心、③風通しが良くなるなどが挙げられるかと。

(*’▽’)ノ いいじゃん!

しかし、逆にこの日当たりのよさがデメリットにもなっているようです。ずばり、夏の直射日光が暑い!日が当たり過ぎて暑さを感じてしまうほど…らしいです。

また、設計部門の社員に聞きましたが、直射日光を最も浴びる部分でもあるため、窓周りの目地の劣化が早く、雨漏りの原因にもなるかもしれないとの事でした。

あと、お手入れ・お掃除はちょっと大変だという声もよく聞きます。平屋で天井高が高いと、更にその困難性はマシマシですね。天窓の外側(上部)の掃除は屋根に上がらないといけませんしね。

価格は、私が勤務するハウスメーカーでは、一番小さいサイズで5万円前後で付けられたかと思いますが、防水性能の良い仕様にしたり、自動開閉機能をつけたりしたら、簡単に10万円を超えてきます。

(2)小屋裏収納

小屋裏収納

屋根裏収納とか、ロフトとも言われるものです。収納が多くなるのは嬉しいですよね。

(*’▽’)ノ うむ。

この小屋裏収納って、必ず屈(かが)まないといけないですよね。実は、建築基準法という法律でこの小屋裏収納の天井の高さが1.4m以下としなければならないと定められています。これをこれを超えた高さにすると「階」とみなされます。人が普通に立って移動できるスペースなら部屋でしょ?という考え方です。

例えば、2階建ての住宅の小屋裏収納が1.4m超になってしまったら、3階建ての住宅と見なされる…ということです。(ちなみに3階建ての木造住宅になると構造計算が必要になりますが、詳しくは別の記事で。)

実は、実際に小屋裏収納をお使いいただいているお客様からはこんな声を聞きます。

梯子(はしご)を使って荷物を持って小屋裏収納に上がるのが大変だとか、夏場は暑いだとか。断熱材の入れ方次第では50℃近くになる場合もあるらしいです。

これ、小屋裏収納をお子さんの遊ぶスペースとして考えていらっしゃる方、要注意です。はい、熱中症ですね。

価格は、私が勤務するハウスメーカーでは、 25~35万円(6畳程度の場合)くらいでしょうか。本当に小屋裏収納が必要なのか、他の使い道には何があるのかしっかりと検討した上で、予算と相談して決めるべきでしょう。

あと、できるなら階段で上がれるようにしたいところですが、更に予算が膨らみます。

(3)窓シャッター

窓シャッター

最近は、窓に付けるシャッターもオプションになっている場合が多いです。

主なメリットとしては、2つ。①防犯面に優れている(空き巣が入るのに時間が掛かる)、②台風などの際に防護してくれる(物が飛んできても安心)などは安易に想像がつきますね。

(*’▽’)ノ うむ。

といったところですが、最近は窓そのものが非常に優秀になってきていて、窓の機能として上記①②のメリットをある程度カバーできてしまう場合もあります。

防犯ガラスの場合、割れてもガラスが飛散しにくく、台風などの防災にも効果があります。もちろん、防犯ガラスなので、相応の防犯機能も付いています。

普通の窓シャッターは1ヶ所当たり10万円前後~20万円弱くらいですが、防犯ガラスは1枚当たり5万円程度で付けられたりする場合もあります。窓って1ヶ所だけではないので、1ヶ所で10万円近くコストが上がると、すぐ予算を押し上げる要因になります。

どうしても付ける必要がある場所に限定して取り付けるとか、しっかりとした検討が必要ですね。

ここでご紹介したのは、ほんの一例です。必ずしもこれらのオプションが不要であると断言するわけではありません。ただ、ご検討の際には綿密に。こんな声もありますよ…というご参考として。

また機会があれば、別の記事でもご紹介できればと思います。

ではまた。

yuさん拝

コメント

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