皆さんこんにちは。yuさんです。
東京オリンピック2020(2021)、昨晩から開幕しましたね。今、柔道男子60キロ級準々決勝で、髙藤直寿選手が金メダルに向けて闘っておられます。
(*’▽’)ノ がんばれー
さて、現在はコロナ禍はもちろん、ウッドショック、オリンピック不況(オリンピック後の景気後退や土地価格の下落懸念)、そして2022年税制改正による住宅ローン控除の抜本的見直しの噂など、家づくりを今始めて良いのか否か、非常に悩ましいタイミングですよね。
(´・ω・`)そだね。
ただ、家づくりって、「始めよう」と意思を固めてから普通に1年、もしくはそれ以上の時間が掛かるものなので、正直なところ「今が始め時だ!」と見極めるのはなかなか難しいものです。
そんなとき、やっぱり頼りにしたいのはハウスメーカーの住宅営業マンではありませんでしょうか。
…でもね、
『押し売りされないか不安』
『一回展示場に行くと、嵐のように電話が掛かってくるし…』
『なんか笑顔が胡散臭い』
『担当の住宅営業マンを信頼していいのか分からない』
そのような多くの声を聞きます。この業界の営業マンにはできるだけ多くの自社の住宅を顧客に売るというミッションが課されており、販売実績に応じて営業マンにコミッション(インセンティブとか歩合とも言われます)が支払われる仕組みになっています。
故に、自分の懐だけを意識して仕事をする住宅営業マンも実際に多いのは確かです。口先だけのペテン師のような住宅営業マンですね。実際、私の勤務するハウスメーカーにもそのような住宅営業マンはそこそこ居ます。
ですから、皆さんが家づくりを始める際、担当する住宅営業マンが信頼に値するかを見極めていくことは非常に重要です。「ハズレ」を引いてしまうと、建てた家そのものに欠陥が発生する最悪の事態に及ぶこともあります。
でも、ご安心下さい。住宅営業マンの「当たり」か「ハズレ」かは、スマホゲームのガチャのように運を天に任せるものではなく、「これはハズレ」という基準を持っていれば、ある程度はそのリスクをコントロールできるものなのです。
そして、「ハズレ」だった場合、容赦なくハウスメーカーに「チェンジ」と言いましょう。
では、代表的な「ハズレ」の基準は何か?
① 約束を守らない
…当たり前じゃんって思うかもしれませんね。でも、実際に家づくりに向けて住宅営業マンと打合せを重ねると、情が沸いてしまい「しょうがないな」となってしまう場合が多いのです。前回の打合せのときに「調べておきますね」と言って、調べてなかったり、「近いうちに電話しますね」と言って電話してこなかったり。
実は、住宅の部品(部材)の数は、1棟当たり1万点以上とも言われています。このようないい加減な住宅営業マンが、ミスなく全ての仕様や部材を後工程のスタッフに伝えられると思いますか?いや、実際に住宅営業マンが全ての部材を選定したりメーカーに発注したりするわけではないのですが、例えばのお話です。
② お客の要望は全て「はいはい」と聞きながら、設計部門に少しでも見積もりを安くするように間取り・プランを作成するよう依頼する
一見、皆さんにとってメリットのあるように思えるかもしれません。表向き皆さんの理想通りに家づくりが進んでいるように見えて、実際に家の引渡しを受けて住み始めたときに、思いもよらぬところで低品質の部材が使われていたりして、後からガッカリするパターンがあります。
デキる営業マンは、仕様に対するだいたいの価格帯が頭に入っており、また、その傍らで皆さんが借りられそうな住宅ローンの金額イメージも描いており、皆さんの要望を聞きながらも要所要所で予算の話もしてくれます。
③ とりあえず、いつも使っている住宅ローンの借入先金融機関で資金計画を立ててくる
バカの一つ覚えというものでしょうか。ご存じの通り、今、住宅ローンの金利や借り入れ条件は非常に多様性があり、金融機関によってマチマチです。皆さんにも普段使っているメインバンクがあるかと思います。
これらを考慮せず、「とりあえず〇〇銀行で」と話を進めようとする営業マンはローンの知識が少ない可能性が高いですので要注意です。
④ 税金の知識に疎い
皆さんが家を建てる…ということは、これまで以上に税金との付き合いが深くなることも意味します。税理士の資格を持たない者が個別具体的な税金の相談に乗ってしまうと、それだけで税理士法という法律に違反するのでできませんが、家づくりにかかわる税金について質問を投げてみましょう。
即座に概要の説明をできる住宅営業マンであれば大丈夫かと思いますが、急に早口になってあやふやな事を言ったり、話題を変えようとする住宅営業マンは要注意です。
だって、多くの住宅営業マンにとっては契約してから引渡しまで(ひどい場合には契約さえ取れれば…)としか考えておりませんが、皆さんにとっては一生ものですから。引渡し後も頼りにしたいですよね。
ほかにもいろいろな要素はありますが、それはまたどこかで。
では、また。
yuさん拝
コメント
[…] 親切なように見えて、実は不親切。では、信頼できる営業担当者を見抜くためには…こちらに記載しておりますのでご参考になさってください。 […]
[…] 例えば、営業担当者を見定める。見定める際には、こちらの記事をご参考になさってください。 […]
[…] ほかにこんな営業担当でしたら、同じくご注意を。 […]
[…] くらいを聞くようにすれば、担当者も答えてくれると思います。ただし、こんな担当者や、こんなハウスメーカーだった場合には、知人に聞いてしまったほうが良いかもしれませんね。 […]