家づくり ~ウッドショックで騒ぐのが分からない~

木造住宅 雑記

こんにちは。yuさんです。

昨晩は『サマーウォーズ』を嫁さんと視聴していたら、パソコンに向かう時間を逸してしまいました。さて、本日はウッドショックについて少し語りたいと思います。


ウッドショックとは?

ウッドショックとは、2021年の3月頃からでしょうか…、新型コロナの影響で巣ごもりによりアメリカで木材需要が急増したのが理由の一つとされています。併せて、政策金利が実質0%、住宅ローン金利も大幅に安くなり、多くの人が家を建て始めたとされています。

一方で、経済停滞により多くの船会社がコンテナを売却・返却したことによる世界的なコンテナ不足も発生しており、更に木材が流通しなくなったと言われています。

日本は木材自給率は約4割、つまり6割を輸入木材に頼っています。

私が勤めるハウスメーカーでも、多くを輸入木材に頼っており、間柱、垂木材などの確保に影響が出ておりますが、取引させて頂いている4社のプレカット屋さんのご尽力を賜り、なんとか2021年8月くらいまでは影響を最小限にできているかな…という感じです。

木材高騰については、実際のところ私が勤めているハウスメーカーでも既に20%ほど上がっており、この先8月以降、50%増になるともならないとも言われていますが、既契約者については、木材高騰をお客様への価格転嫁はしないと決定しています。

お客様への影響も、木材価格の高騰、設計図書に記載のある木材とは別のものになる、お引渡し納期が遅れてしまうなどの可能性が考えられ、今、1件1件丁寧に説明をし、同意書を頂戴しております。

ただ、100%安心とは言えず、なんとも不透明な状況です。

実際にローコストメーカーや建売業者さんなんかは、けっこう悲鳴をあげていらっしゃるところもあるかもしれません。



ウッドショックに思うこと

(´・ω・`) でもね、

今回のウッドショックは輸入木材の価格が高騰していますが、そのあおりで国産木材も値上がりしております。私見ですが、そもそも木材価格がこれまで安すぎたのでは?と思っています。

セキスイハイムさん、ヘーベルハウスさんなど大手ハウスメーカーさんは鉄骨の方がよい…的なことをこれまで言っていらっしゃるようでした。

鉄骨は熱伝導率が高く、気密も取りにくいです。よって、余計な断熱材を(場合によっては性能の悪い断熱材を)使う必要があったりします。

ならば、素直に木材を使ったほうがシンプルな気がします。

もちろん鉄骨には鉄骨の良さもあるので、鉄骨を全否定はしません。積水ハウスさんは近々木造比率が50%近く行くんじゃなかったでしたっけ。。。

家づくりを木造でするか、鉄骨でするかでお悩みの方は、こちらの記事をご参考になさってください。

いずれにしても、こらからは木材が主流になると考えております。 ※私見です


(´・ω・`)そうすると、

需要が増えれば木材価格も高くなるし、木材が確りと評価されて価格が付けば、材木屋さんも儲かり業界全体が上向きになるのでは…と一方的な妄想をしております。


で、今回のウッドショックもそうなのですが、個人的にはですが、マスコミが煽りすぎだと感じています。大手ハウスメーカーもこれに加担していますかね。

プロの人たちが必要以上に消費者の不安感を煽るのは、正直みっともないです。

トイレットペーパーが無くなり、

納豆が無くなり、

マスクが無くなり…

今度は木材が無いと騒ぎ立て…日本人は特に踊らされ易いです。

右往左往せずにもっとドンと構えて「どうすべきか」を建設的に考える、それで良いんじゃないかしら。

yuさん拝


コメント

  1. […] 現在は、ウッドショックもあり、若干不安定ではありますね。ウッドショックについては、こちらの記事でご確認ください。 […]

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