皆さんこんばんは。yuさんです。
皆さんが家づくりを進めていくと図面と向き合う時が来ます。さて、図面を眺めてみると、なんか知らんアルファベットが並んでいます。
GL、FH、FL、CH…
(´・ω・`) これ何なん?

ちなみに、図面のことを設計図書ともいいましたが、設計図書についてお知りになりたい方は、こちらの記事をご確認ください。
では、本日はこれらのアルファベットが何を意味するのか見ていきましょう。
■GLとは?
「GL」は、地盤面の高さを指します。英語では「Ground Level」または「Ground Line」です。頭文字を取ってGLなんですね。
一般に、前面道路よりも20cm~30cm高くすると良いと言われます。
このGLの設定によって盛土をしたり、削ったりします。盛土が何かをお知りになりたい方は、こちらのサイト(外部サイト)でご確認下さい。

高すぎるとアプローチの勾配が急になったり、逆に低すぎると雨水の処理ができなくなったりします。そして、土地は決してまっすぐ(平ら)ではありません。左右で高さが異なるケースがほとんでですので、敷地付近の高さを測量してもらい、よく検討してGLを決めていきましょう!
■FHとは?
「FH」は計画高。つまり、計画(設計)している高さをいいます。「Formation Height」の頭文字を取っています。このFHも地盤面の高さを表すものです。
FH 20.00 とあった場合、20m高いことになります。
(´・ω・`) どこから?
それ大事ですね!はい、実はこれ東京湾の海抜をベンチマークしています。東京湾の海抜0mから20m高い…という意味なんですね。
■FLとは?
「FL」は仕上げた床面の高さをいいます。「Floor Level」「Floor Line」の略ですね。構造図や設備図には各階の床を明記し、1階は「1FL」、2階は「2FL」と表示されます。
なお、建築基準法の定めでは、「GL」と「1FL」は45cm以上離さなければなりません。この条文は、湿気対策、配管の調査のためのものです。 ※例外あり
■CHとは?
「CH」は、天井の高さを表します。「Ceiling height」を略しています。「FL」からの高さであり、数字が大きければ天井高が高いということになります。
以上、図面を見ると出てくるなぞのアルファベット群についてお話ししました。
明日からの図面を見る際にお役立てください。
ではまた。
yuさん拝
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