ハウスメーカーとビルダー、工務店の違いが分からない

住宅の夜景 ハウスメーカーあれこれ

皆さんこんばんは。yuさんです。

日頃からこのブログでは「ハウスメーカー」という言葉を多用していますが、実は住宅会社の総称として使わせて頂いております

実際に皆さんが家づくりをされる際には、ハウスメーカー以外にもビルダーや工務店などのような言葉をお聞きになることがあるかと思います。これらの言葉の意味・定義の違いって分かりますか?

(´・ω・`) うーん…いまいち。

ヘーベルハウスの家

本日は、そんな皆さんのために、これらの違いについてお話をしていきたいと思います。実は…公式で明確になっている定義はないそうです。

(*´Д`) そうなのかよっ!?

いったんではありますが、この住宅業界において多くの情報を握っている住宅産業研究所さんの見解を参考にご紹介していきたいと思います。


ハウスメーカーとは?

主に3つの定義があるようです。住宅産業研究所さんでは、この3つのいずれかに当てはまればハウスメーカーとして分類しているようです。

日本国内において”広域に”、注文住宅及び賃貸住宅の建築を請け負っている企業

やや曖昧な定義ですが、広域については、おおよそ三大都市圏(首都圏、近畿圏、中部圏)において、注文住宅及び賃貸住宅の販売拠点を置いていることが目安になっているようです。幅広い地域において、同じ品質の住宅を供給する能力のある住宅会社であること

また、一般に、顧客から注文住宅の建築を請け負っていることが主であることが前提となっており、戸建て分譲住宅(建売住宅)の販売を主とする住宅会社はハウスメーカーとはいいません。

ある程度の棟数を継続的に供給できている企業

別の組織になりますが、一般社団法人プレハブ建築協会(プレ協)では、年間300戸以上、または年間で延べ床面積30,000㎡以上の建築物を供給していることを条件としており、これに準ずる住宅会社…としています。

国が掲げる住宅関連政策に則り、先導的な役割を果たす企業

耐震性・耐久性といった顧客の命を守るための建物・ハードに関する性能の担保はもちろんのこと、質の高い「暮らし方」の提案なども必要とされており、様々な研究開発を進めることで業界を先導する役割を担っていることも求められています。

なお、住宅の工業化(型化して工場で量産可能な住宅のイメージです。)が進む近年では、住宅業界に与える影響を無視できない販売棟数の規模になっている新興の住宅会社についてもハウスメーカーとして分類することがあります。目安としては、年間5,000棟程度を販売する企業

 ※住宅の工業化については、こちらのサイト(外部サイト)で詳しくご確認下さい。


ビルダーとは?

ハウスメーカーを除き、元請けとして年間20棟以上の住宅(注文住宅、賃貸住宅、分譲住宅)を供給している住宅会社がビルダーと定義されています。住宅産業研究所調べでは、2019年度のビルダーの数は全国で2,200社超。但し、ビルダーに分類されている住宅会社でも、年間1,000棟以上を供給している大型ビルダーもあります。

規模の大きなビルダーでは複数の県にまたがって営業拠点を展開している企業もありますが、原則として地域密着型の企業であることが、ハウスメーカー(ほぼ全国展開)との違いの一つでもあります。

このほか、戸建て分譲住宅(建売住宅)を専門的に供給・販売している住宅会社もここに分類されており、分譲住宅を大量(目安としては年間200棟以上)供給しているビルダーをパワービルダーと呼ぶこともあります。有名どころでは、アイダ設計、アイフルホーム、新昭和(ウィザースホーム、クレバリーホーム)、飯田産業グループあたりでしょうか。


工務店とは?

住宅(注文住宅、賃貸住宅、戸建て分譲住宅)の供給棟数が年間20棟未満の住宅会社のことを工務店と分類しています。ビルダーと同じく、地域密着経営であることが特徴です。

ハウスメーカー



結局どこに頼めば良いの?

皆さんが、どんな家を建てたいか、どのような暮らし方をしたいかを思い描くことが先決かと思います。目先だけではなく、10年後、20年後の生活も見据えて、理想と希望をまとめてみましょう。また、家づくりの過程において、パートナーとなる企業とどのような関係で家づくりを進めていきたいかも選択の要素となります。その理想と希望にあった業態・企業を見つけていただければと思います。ハウスメーカー、ビルダー、工務店…それぞれにメリット・デメリットはございます。

(´・ω・`) ふむ。

【ハウスメーカーのメリット・デメリット】

一般的には、住宅の基本的な構造躯体に対する保証が「30年保証」など長期にわたる保証をしてもらえたり、引渡し後の点検やアフターメンテナンスが充実していたりしている点はメリットであり、一方で、突然の担当者の転勤が発生したり、場合によっては、発達し過ぎた分業制の弊害が起きたりするデメリットもあるかもしれません。

【ビルダーのメリット・デメリット】

一般的には、ビルダーは地域を限定して経営していることが多いため、その地域の風土に対応した性能や仕様や期待できるかもしれませんが、会社によっては「これしかできません」と選択肢が狭い場合もあるかもしれません。

また、急成長しているビルダーの中には、会社の成長に対して維持・運営・管理していく仕組みが追い付いていない会社も存在するので注意が必要かもしれません。

【工務店のメリット・デメリット】

棟数が少ない=質が良くない…と必ずしもそうなるわけではありません。中には棟数を敢えて限定して、品質の確かなモノを心を込めて、細心の注意を払って建築していくような工務店も確かに存在します。アットホームで敷居が低のもメリットかもしれません。

一方で、社員の少なさ故に、土地探しやローンなどに弱みがある工務店もございますので、ご注意頂ければと思います。

以上のメリット・デメリットはあくまで一般論です。家づくりの主人公である皆さんが、よくよくその住宅会社、及びその担当者を見極めて頂く必要があります。

…いずれ、このブログ内で住宅会社を見極めるチェックポイント集みたいなのをリリース出来たらと考えておりますので、期待してお待ちいただければと思います。

ではまた。

明日からこのブログで「ハウスメーカー」という時は…再び「これらの住宅会社の総称」として使いますので、悪しからずご了承ください。

yuさん拝


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